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タイトル（ヨミ）：
ヒヒョウ カイキ センゲン アンゴ ト ソウセキ ソシテ エトウ ジュン
資料番号：037162
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】先崎彰容
著作者（カナ）：
センザキ アキナカ
内容：
【版次】初版第1刷 【備考】装幀／帯・カバー付き 【備考】定価 (本体2800円＋税) 【収録】P147／第２勝近代の超克−江藤淳論「夏目漱石と武者小路実篤」 【収録】P150−P151／／江藤淳は、白樺派も民主主義者も、一貫して夏目漱石的主観以外のものを近代と呼び肯定し続けたと論じている。「たとえば明治四三(一九一〇)年、武者小路実篤は『それから』を評して、漱石は今後「自然を社会に調和させようとされず、社会を自然に調和させようとされるだらうと思ふ」という名言を吐いた。(略)武者小路は当然のように、漱石が自己主張を尊重し、社会通念を批判すると考えた」「だが江藤は、武者小路には二重三重の誤解があると考えた。」 【収録】P152／(実篤は)「社会通念など存在しないと絶叫し、道徳に反旗をひるがえし、エゴイズムは「善」だと開き直った」「武者小路は現実を埋め尽くす常識と他者の視線を抹殺したことになる。」「「関係」を逃れ、彼は道徳と秩序を無視して、「自然」を無条件に肯定する。悪から解放された「自己」は確かに身軽だろう。だが他者と出会うことはない。閉ざされた自己肯定の自由があるだけだ。」「世間の眼と格闘する日本人の傍らで、武者小路は無邪気に自分の正義を信じ込んでいる。自己絶対化をおこない、社会を正確に描くことを放棄したのだ。江藤にとってそれは「文学」ではなかった。」 【収録】P153／「大正時代は、解体する「自己」と、自己絶対化の道を突き進んだ自然主義や白樺が共存した奇妙な時代だと考えるべきである。」第一次世界大戦に勝利し、「日本国が武者小路と同様、一人語りと自己絶対化をはじめたとき、国際感覚は失われてしまう。」
発行：
【発行・制作所】株式会社ミネルヴァ書房 【発行・制作所住所】京都市山科区日ノ岡堤谷町1 【発行・制作者】杉田啓三
日付：
【発行年月日】2024年8月31日 【初版年月日】2024年8月31日
西暦：
2024年
8月
31日
タイトル（ヨミ）：
ニッキ カラ 50ニン 50 ノ ソノ トキ
資料番号：037163
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】坪内祐三
著作者（カナ）：
ツボウチ ユウゾウ
内容：
【版次】初版第一刷 【備考】装幀／帯・カバー付き 【備考】定価 (本体1800円＋税) 【収録】P21／「「新人類」の不条理小説 志賀直哉」と題して、明治43年(1910)年に書かれた志賀の日記から、時代と人物を紐解く記述あり。この年の4月22日には、「午前武者が来た。(中略)武者は道徳の為なら命を捨てられると思ふがそれ以外のものでは命を捨てられぬと云ふ」 【収録】P22／「『白樺』の創刊号に武者小路実篤の「『それから』に就いて」という論評が載り、その中で武者小路は「『それから』にかゝれゐる考は代助の個性から発した声である」と述べたのち、その悲劇」「代助が自然の命ずる処に従つて社会の習慣を無視した」ことによる悲劇を肯定的に捉えている」 【収録】P78−P80／「震災の不安心理とデマ 岸田劉生」の項目あり。 【収録】P83／内田魯庵の項目にて、乃木将軍の自死の際しての各雑誌の扱いについての記述あり。「(略)『白樺』は小さな六号活字の頁に「アッサリと乃木将軍に同情すると書いてあつた」」「芸術と乃木将軍と直接の関係はないとはいうものの、それは「何となく外国の雑誌でも見るやうな気がした」」「腹も立たないが変な気持ちがした」と魯庵が述べた記述あり。
発行：
【発行・制作所】株式会社本の雑誌社 【発行・制作所住所】東京都千代田区神田神保町1−37友田三和ビル 【発行・制作者】浜本茂
日付：
【発行年月日】2024年6月30日 【初版年月日】2024年6月30日
西暦：
2024年
6月
30日
タイトル（ヨミ）：
ワタシ ホント クイシンボウ ナン デス
資料番号：037164
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】高峰秀子
著作者（カナ）：
タカミネ ヒデコ
内容：
【版次】初版 【備考】装幀／カバー付き 【備考】定価 836円(本体760円＋税) 【収録】P81−P85／『私の梅原隆三郎』1987年より、想い出の味「獅子喰い」に、「志賀直哉、武者小路実篤、浜田庄司、バーナード・リーチの諸先生を、うなぎ屋の「山の茶屋」にお招びしたとき」のエピソードあり。
発行：
【発行・制作所】株式会社河出書房新社 【発行・制作所住所】東京都渋谷区千駄ヶ谷2−32−2
日付：
【発行年月日】2023年9月30日 【初版年月日】2023年9月30日
西暦：
2023年
9月
20日
タイトル（ヨミ）：
ミチ ナラヌ コイ ノ ケイフ ガク キンダイ サッカ ノ セイアイ ト タブー
資料番号：037165
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】ヨコタ村上孝之
著作者（カナ）：
ヨコタ ムラカミ タカユキ
内容：
【版次】初版第1刷 【備考】装幀／帯・カバー付き 【備考】定価 (本体1100円＋税) 【収録】P210−P228／「第六章 女中との仲−志賀直哉の場合」志賀直哉と女中千代とのエピソードあり。
発行：
【発行・制作所】株式会社平凡社 【発行・制作所住所】東京都千代田区神田神保町3−29 【発行・制作者】下中順平
日付：
【発行年月日】2024年8月9日 【初版年月日】2024年8月9日
西暦：
2024年
8月
9日
タイトル（ヨミ）：
チキュウ シャカイガク ノ コウソウ
資料番号：037166
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】内藤酬
著作者（カナ）：
ナイトウ シュウ
内容：
【版次】初版第1刷 【備考】装幀／カバー付き 【備考】定価 (本体2400円＋税) 【収録】P41−P52／「内村鑑三と有島武郎」
発行：
【発行・制作所】株式会社北樹出版 【発行・制作所住所】東京都目黒区中目黒1−2−6 【発行・制作者】木村慎也
日付：
【発行年月日】2023年12月3日 【初版年月日】2023年12月3日
西暦：
2023年
12月
5日
タイトル（ヨミ）：
オメデタキ ヒト
資料番号：037167
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】武者小路實篤
著作者（カナ）：
ムシャコウジ サネアツ
内容：
【版次】再版 【備考】定価60銭 【備考】献辞／武者小路実篤より高島三郎あて献辞「高島平三郎先生に この小冊子を 千の感謝を以て奉る」(印刷)
発行：
【発行・制作所】洛陽堂 【発行・制作所住所】東京市麹町区平河町5丁目26番地 【発行・制作者】河本龜之助
日付：
【発行年月日】大正4年8月15日
西暦：
1915年
8月
15日
タイトル（ヨミ）：
ボク ノ ジンセイ ノート
資料番号：037174
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】秋山多津雄
著作者（カナ）：
アキヤマ タツオ
内容：
【備考】頒価1000円 【備考】装幀／カバー付き 【収録】巻頭／「武者小路先生像 著者筆」として、実篤の人物画あり。 【収録】P2−P3／演劇出版社社長利倉幸一の序文で、著者との関わりで「お互いに声を荒げた事はない」「秋山さんのお父さんお母さんたちのお人柄がそうさせたので、武者小路先生や花柳章太郎君を媒介とする関わり合いもあるが、新しい時代の職人といった風格がだんだん秋山さんのうちに固まってきたからでもある。」 【収録】P27−P28／「硯一」にて、実篤の硯のエピソードあり。「ごく最近のこと、武者小路先生にお箱書をお願いしに参じた時、画室で、墨をすらして頂いて、硯を拝見すると、真中の面が多少すりへって、まわりに宿墨が一ぱい岡のようにくっついている。何とも先生らしい、味のある硯であると思い、フト、ルオーのパレットのようだと印象的に感じた。五十八年正月」 【収録】P30／里見��宅へお茶がけの仕立ものを届けることになったエピソードあり。 【収録】P45／「無常」にて、志賀直哉先生が生前のインタビューで「やはり来世も今の妻をめとる」と言ったとの記述あり。岸田劉生の言葉「ここに在るてふことの不思議さよ」の紹介あり。 【収録】P69／略歴の師の中に実篤の名前あり。 【収録】P70／後記に実篤の「つかれたら休み 元気になったら又、働く」あり。
発行：
【発行・制作所】皆美社 【発行・制作所住所】東京都千代田区神田神保町2−11 【発行・制作者】浅田好明
日付：
【発行年月日】昭和60年8月25日
西暦：
1985年
8月
25日
タイトル（ヨミ）：
ボク ノ ジンセイ ノート II
資料番号：037175
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】秋山多津雄
著作者（カナ）：
アキヤマ タツオ
内容：
【備考】頒価1000円 【備考】装幀／カバー付き 【収録】P2／国文学者、北野克の寄稿文「秋山多津雄先生」にて、「先ずその多方面な交際人のある事である。一世の名優名花柳章太郎がある。文豪武者小路実篤がある。(略)」 の記述あり。 【収録】P30／(株)紀元社長、松沢庄衛の寄稿文「単純明快」にて、「主人の秋山さんは只の職人ではありません。若くして和田三造、バーナード・リーチ、武者小路実篤、花柳章太郎とも交流があり、既に七十を超えているのに、夫子自ら油絵を描き、川柳をよくするなかなかの才物、風流人であります。」とある。 【収録】P31／「慈悲」にて、志賀直哉が好んだ「徳は孤ならず必ず隣あり」(論語)、実篤の「天に星地に花人に愛」の言葉あり。
発行：
【発行・制作所】皆美社 【発行・制作所住所】東京都千代田区神田神保町2−11 【発行・制作者】浅田好明
日付：
【発行年月日】平成元年11月6日
西暦：
1989年
11月
6日
タイトル（ヨミ）：
アル セイネン ノ ライレキ タビ ダチ ノ マエ ニ
資料番号：037176
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】関口弥重吉
著作者（カナ）：
セキグチ ヤエキチ
内容：
【備考】献辞／関口弥重吉より石川弘あて献辞「関口弥重吉 石川弘兄 惠存」(見返し。毛筆か) 【備考】「断崖」第三号 抜刷 【収録】P19／筆者が実篤にあった時の描写あり。「私は若い時、一人の本当の人間を見た。(略)先生の家は質素に、しんと静まり返っていた。樹木がごく自然に植わっている庭をおずゞと通って、私は狭い暗い玄関に入った。(略)洗い古したようなゆかたを着て、胸の前がはだけている。裾もきっちり合っていなくて、先生の大きな軀にそれは少し短いようであった。帯もずり落ちそうに無造作に結んである。先生の目は真っ直ぐに私を見ていた。その目は厳しく強い視線でありながら、何のわだかまりもなく、全く無防備の人間の目であった。ゆかたを着た達磨さんが、突っ立っているような感じである。」 【収録】P21／「武者小路先生にお会いして、私は自分の敗戦の挫折から蘇生した。先生が創められた「新しき村」にまる五年間生活させていただいて、それは私の人生のうちで最も充実した、平明な日々であった。」
日付：
【発行年月日】1976年11月30日
西暦：
1976年
11月
30日
タイトル（ヨミ）：
シラカバ キャクホン シュウ
資料番号：037177
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】白樺同人
著作者（カナ）：
シラカバ ドウジン
内容：
【収録】有島武郎「老船長の幻覺」、犬養健「家鴨の出世」、近藤經一「清盛と常磐」、武者小路實篤「或る日の事」、長與善郎「明るい部屋」、千家元麿「家出の前後」の脚本を収録 【備考】定価1円50銭 【収録】P113−P155／武者小路實篤「或る日の事」収録 【備考】P241−P256／落丁あり。
発行：
【発行・制作所】新潮社 【発行・制作所住所】東京市牛込区矢来町中の丸 【発行・制作者】佐藤義亮
日付：
【発行年月日】大正8年8月15日
西暦：
1919年
8月
15日
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