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タイトル（ヨミ）：
カコウ ニ タツ
資料番号：037178
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】松本薫
著作者（カナ）：
マツモト カオル
内容：
【備考】装幀／帯・カバー付き 【備考】定価1980 円(本体1800円＋税) 【収録】P73／評判になった『白樺』は5百部ほどだったが、『青鞜』の創刊号が千部売り切ったという話題から、「『白樺』は、昨年の夏から発行されている文芸雑誌だ。武者小路實篤や志賀直哉ら、学習院出身の若い人たちが作っているもので、人道主義や個人主義を掲げている。同世代の佐藤春夫や生田春月は大いに興味を持って読んでいるようだけれど、長江は、「あんなものは、華族や金持ちのお坊ちゃんたちの遊びにすぎませんよ」と言っていた。」との記述あり。 【収録】P229／「長江は、『新潮』や『新小説』といった文芸雑誌に、毎号のように評論を載せていた。中でも目を引くのは、白樺派への批判だった。『新小説』九月号では「自然主義前派の跳梁」と題して、白樺派の作品と人物−とりわけ武者小路実篤を、「思い切ってオメデタイ」と激烈にこき下ろしていた。「こんなものを文壇の本流らしいところへ置いておくのはおおいなる厄災だ」とまでいっている。」 【収録】P378−P388／札幌農学校時代からの有島武郎と叢文閣社主足助素一との交流、有島農場の記述あり。『婦人公論』記者の波多野秋子と有島との情死の描写あり。 【付属物】出版社ハガキ 【付属物】挟み込み／小説『火口に立つ。』出版記念フォーラムチラシ／「生田長江を取り巻く人々。」クリアファイル
発行：
【発行・制作所】小説「生田長江」を出版する会 【発行・制作所住所】鳥取県日野郡日野町根雨29−1(日野町図書館内)
日付：
【発行年月日】2024年2月3日
西暦：
2024年
2月
3日
タイトル（ヨミ）：
キンダイ サッカ ツイトウ ブン シュウセイ ダイ 14 カン ウチダ ロアン ウチムラ カンゾウ
資料番号：037179
分類：図書
種別：---
内容：
【備考】装幀／函入り 【備考】定価 3600円 【収録】内田魯庵／内村鑑三への追悼文 【収録】P45／「内田先生の想出 千葉龜雄」の追悼文にて、「白樺派の勃興を、誰よりも先に認めたのも先生である。」の記述あり。
発行：
【発行・制作所】株式会社ゆまに書房 【発行・制作所住所】東京都千代田区内神田1−5−11 【発行・制作者】荒井秀夫
日付：
【発行年月日】昭和62年4月25日
西暦：
1987年
4月
25日
タイトル（ヨミ）：
ショカン
資料番号：037196
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】鈴木八郎
著作者（カナ）：
スズキ ハチロウ
内容：
【付属物】謹呈 【備考】鈴木ゆすら編 【収録】序文にて、実篤が手紙で用いる「兄」についての記述あり。 【収録】P8−P9／実篤からの書簡と、それに関する編者の説明あり。手紙は雑誌「新しき村」の今後の方針や、寄稿に関する内容などで、「正月六日に、東の村で新年会をやります。その時分に来てもらへると幸いです。」とある。 【版次】［私家版］
発行：
【発行・制作所住所】浜松市下石田町229 【発行・制作者】鈴木八郎
日付：
【発行年月日】1983年10月30日
西暦：
1983年
10月
30日
タイトル（ヨミ）：
ヴァン ゴッホ
資料番号：037199
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】里見勝蔵
著作者（カナ）：
サトミ カツゾウ
内容：
【収録】P17−P18／「まえがき 武者小路実篤」昭和31年2月 【備考】装幀／帯・カバー付き 【備考】定価800円 【収録】P358／著者が渡仏し、ゴッホ兄弟のお墓にヒマワリの種子を蒔くことになり、夏には見事なヒマワリが二つの墓石をかざった。「秋にはその種子をとって、武者小路氏の日向の新しい村と京都の著者の母の家とへ送った。」とある。
発行：
【発行・制作所】読売新聞社 【発行・制作所住所】東京都千代田区有楽町 【発行・制作者】渡辺智多雄
日付：
【発行年月日】昭和31年3月10日
西暦：
1956年
3月
10日
タイトル（ヨミ）：
オザキ シロウ ショカン ヒッテキ
資料番号：037229
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】尾崎士郎
著作者（カナ）：
オザキ シロウ
内容：
【備考】装幀／函入り 【版次】限定570部の内、第105冊。 【備考】定価3900円 【収録】扉／尾崎士郎文学碑に刻まれた(春秋苑)実篤の言葉あり。「多くの人を愛し 多くの人に愛され ずばり 眞情を吐露する 男 それが尾崎士郎君 である 昭和三十九年五月 武者小路實篤」 【版次】[私家版］
発行：
【発行・制作所】株式会社インパルス 【発行・制作所住所】東京都新宿区舟町11 【発行・制作者】佐々木義雄
日付：
【発行年月日】昭和44年8月18日
西暦：
1969年
8月
18日
タイトル（ヨミ）：
シンチョウ サッカ ロンシュウ ジョウカン
資料番号：037230
分類：図書
種別：---
内容：
【備考】定価7500円(全3冊) 【備考】装幀／函入り 【収録】P315−P324／「人物新論其一 武者小路實篤論 江馬修」収録あり。 【収録】P382−P396／「新進十家の藝術」にて、文壇における最も望みを嘱せられつつある新進10名に実篤の名前あり。他、長與・里見・志賀の名前もあり。文壇諸家からの感想を募り、その回答の収録あり。実篤については、上司小劍、安倍能成、谷崎潤一郎、堺利彦、久米正雄、柴田勝衞、三井甲之、秋田雨雀、武林無想庵、石坂養平、本間久雄、島田�慂�、小山内薫が感想を述べている。 【収録】P402−P409／「武者小路實篤論」として、「武者小路氏の『燃えざる火』 廣津和郎」／「武者小路君の特色 秋田雨雀」／「戯曲家としての武者小路氏 菊池寛」／「個性の真面目な力 豊島與志雄」／「武者小路氏の作劇上の技巧 秦豐吉」／「武者小路氏の位置 加藤朝鳥」／「強い男か弱い男か 加藤一夫」の文章あり。 【収録】P410−P413／「里見��氏を論ず 谷崎精二」 【収録】P418−P422／「長與善郎氏を論ず 赤木桁平」 【収録】445−P447／「有島生馬氏を論ず −その伊太利亜小説のみについて−秦豐吉」 【収録】P448−P452／「武者小路實篤氏を論ず 三井甲之」収録あり。学術的研究対象として、生田長江との論争を取り上げている。 【収録】P480−P481／「「人道主義」に就いて 武者小路實篤」の収録あり。実篤は、「人道主義」という言葉をあまり使ったこともなく、自ら人道主義者と名乗ったこともないのに、自分のことを「人道主義」の作家と、どういう意味で言われているのか分からないとしながら、実篤が考える「人道主義」に就いて述べている。10月18日の日付あり。
発行：
【発行・制作所】財団法人日本近代文学館 【発行・制作所住所】東京都目黒区駒場4−3−55 【発行・制作者】塩田良平
日付：
【発行年月日】昭和46年10月25日
西暦：
1971年
10月
25日
タイトル（ヨミ）：
シンチョウ サッカ ロンシュウ チュウカン
資料番号：037231
分類：図書
種別：---
内容：
【備考】定価7500円(全3冊) 【収録】装幀／函入り 【収録】P57−P68／「人の印象 其五 武者小路實篤氏の印象」の収録あり。「纎軟な身體と強い眼 有島生馬」／「弱さからくる強さ 長與善郎」／「寂しい感じのする人 江馬修」／「直接會はない前から 水野仙子」／「武者小路君のユーモア 里見��」／「複雑な印象から 木村荘太」 【収録】P69−P80／「人の印象 其六 里見��氏の印象」あり。執筆者としては、園池公致、盛岡夏子、田中純、久保田万太郎、木下利玄、近松秋江。 【収録】P95−P106／「人の印象 其八 有島武郎氏の印象」あり。執筆者としては、足助素一、長與善郎、小山内薫、XYZ、尾島菊子、吹田順助。 【収録】P117−P126／「人の印象 其十 志賀直哉氏の印象」に、「神經はなか／＼暴君 武者小路實篤」の収録あり。実篤は、時に志賀の心を支配する彼の神経は、中々暴君だと言うが、この頃志賀はその神経を制御する術を知ってきたと記している。そして「自分は本當に友情と云ふものゝありがたさを志賀で始めて知つた。僕は自分の淋しい時や、悲観してゐる時や、自信のなかつた時、一番志賀に慰められた。」と志賀への信頼と理解を記している。「17、9、28。」の日付あり。他、執筆者として、廣津和郎、新城和一、佐藤春夫、砥上常雄、有島武郎。 【収録】P136−P146／「人の印象 其二十 有島生馬氏の印象」あり。執筆者に島崎藤村、三島章道、鈴木三重吉、尾島菊子、馬場狐蝶、正宗得三郎。 【収録】P421−P435／「人の印象 其三十八 千家元麿氏の印象」に、「残酷性が皆無な人 武者小路實篤」の収録あり。千家が犬や子供を叱れないエピソードの後に、「憐なものにたいする思ひやり、正しきもの本當のもの、生命、美にたいする愛。反省力の強さ。それが人並みはづれてゐるので一方又人並みはづれてゐる。其處にも千家の美と愛すべき處を自分たちは認めてゐる。あとは千家の書いたものに任せる。(二〇、二、二)」とある。他、執筆者として、木村荘太、伊藤彌太、佐藤惣之助、木村荘八、長與善郎。 【付属物】おことわり文付きの添付用紙2枚。「中巻三六九、三七四ページの複製印刷に不鮮明な箇所がありますので、同ページをあらたに活字を組みなおして添付しました。」(受け入れ時に添付用紙がホチキスにて留められていた為、針を外した。)
発行：
【発行・制作所】財団法人日本近代文学館 【発行・制作所住所】東京都目黒区駒場4−3−55 【発行・制作者】塩田良平
日付：
【発行年月日】昭和46年10月25日
西暦：
1971年
10月
25日
タイトル（ヨミ）：
シンチョウ サッカ ロンシュウ ゲカン
資料番号：037232
分類：図書
種別：---
内容：
【備考】定価7500円(全3冊) 【収録】装幀／函入り 【収録】P22−P33／「文壇 新人論−2− 有島武郎論 福士幸次郎」 【収録】P47−P58／「文壇 新人論−4− 志賀直哉論 廣津和郎」 【収録】P108−P113／「文壇 新人論−9− 千家元麿論−第二詩集『虹』を讀んで− 木村荘太」 【収録】P147−P159／「−文壇新人論−長與善郎論 南部修太郎」 【収録】P300−P337／「人間随筆 其六 最近の里見��氏」の収録あり。執筆者として、菊池寛、岡田八千代、佐藤春夫、三宅周太郎、佐佐木茂索、宇野浩二、久保田万太郎、岡本一平。 【備考】P369−P376／本体小口(地側)、裁断時の不具合にて、袋状のままの箇所あり。 【収録】P338−P360／「人間随筆 其八 最近の廣津和郎氏」にて、「廣津君について 武者小路實篤」あり。 (略)「僕の全集で少し損させてゐるやうで、大いに上手い話が實現されるといゝと思つてゐるがなかなか實現されない。 (略)さう云ふ點では僕と共通點がありさうに思ふ。少くも話があふやうに思ふ。(六、七、)」の記述あり。他の執筆者として、葛西善蔵、片岡鐵兵、舟木重雄、横光利一、岡本一平、三上於菟吉、加能作次郎、佐佐木茂索、宇野浩二。 【収録】P473−P477／「犬養健氏の印象」の収録あり。執筆者として、佐藤春夫、古川實、瀧井孝作、水守亀之助。 【収録】P553−P554／文壇諸家年譜に里見��の年譜あり。 【収録】P557−P558／文壇諸家年譜に有島生馬の年譜あり。 【収録】P566／文壇諸家年譜に武者小路實篤の年譜あり。 明治十八年の生誕から、大正六年までの記録。「年三十三歳 現住所千葉縣我孫子町字根戸」の記載あり。 【収録】P589−P590／文壇諸家年譜に有島武郎の年譜あり。
発行：
【発行・制作所】財団法人日本近代文学館 【発行・制作所住所】東京都目黒区駒場4−3−55 【発行・制作者】塩田良平
日付：
【発行年月日】昭和46年10月25日
西暦：
1971年
10月
25日
タイトル（ヨミ）：
ゲイジュツ ト ゲンジツ
資料番号：037233
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】富永次郎
著作者（カナ）：
トミナガ ジロウ
内容：
【備考】停の字に丸印あり／定価1円80銭 【備考】蔵書印あり。 【収録】P92−P97／「武者小路實篤論−めでたき世界−」の収録あり。著者が実篤の『幸福な家族』を通読しての感想が述べられている。
発行：
【発行・制作所】無何有書房 【発行・制作所住所】安藤鉦一 【発行・制作所住所】東京市渋谷区公会堂通り17
日付：
【発行年月日】昭和17年11月20日
西暦：
1942年
11月
20日
タイトル（ヨミ）：
シマオ トシオ ゼンシュウ ダイ 13 カン
資料番号：037234
分類：図書
種別：---
著作者：
【著・作者】島尾敏雄
著作者（カナ）：
シマオ トシオ
内容：
【備考】装幀／函入り・カバー付き 【備考】定価2800円 【収録】P327−P332／「武者小路実篤」の項あり。実篤の作品は文学的な評価よりも、思想的な方面での影響力があったと述べている。「ところが彼の文体も甚だ独特のものであり、その簡明なやさしい無造作な表現の中には捨てがたい魅力もあって、彼の作品を大人の童話として読むという読み方によって日本人の多くの読者をとらえ、現実の生活にあくせくしている多くの生活者にとってはその現実離れしたところが却って或る意味で精神のなぐさめとなり、 (略)その現代には珍しい一種の東洋隠遁者風な生き方が、次の太平洋戦争のさなかに作った詩のように(「人間はいつ死ぬかわからぬものなり」の詩)移って行った場合にどれだけ私達の現実の支えになってくれるかということも考えないわけには行きません。」と評価している。
発行：
【発行・制作所】株式会社晶文社 【発行・制作所住所】東京都千代田区外神田2−1−12
日付：
【発行年月日】1982年5月25日
西暦：
1982年
5月
25日
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